Stars & Stripes


アップするのをすっかり忘れていましたが、新作の抜染生地、Stars & Stripesのオリジナルです。
左がオリジナル。

インディゴの色がすでに褪色してどす黒いというか、茶々けたブルーに変色してしまっています。
パッチワークに使われていたようですが、一部、縫い代内の色を見るとやはりもっと青いです。

以前、お店をやっていたときは、ウィンドウディスプレイでWabashのジャケットを1年ほど日にさらしました。そうすると、日焼けをして左のような色合いになっていくのです。

インディゴは色も移りやすく、日にも焼けやすいです。コストもやはりかかります。
色もブルーのトーンしか表現できません。

そういう事を解消するため、他の染色方法が発達してきたのですが、それでもなお、インディゴにしかできない表情があり、それに魅かれるのはこれはもう、日本人の遺伝子なのでしょう。

でも、今ではこの日本人の遺伝子かと思われたインディゴに魅かれる気持ちは世界中に存在します。
今回のPolka DotもStars & Stripesもアメリカ、イギリス、オランダ、タイと世界中から注文をもらいました。


YMOの初期コンセプトで
「世界10都市で10万枚づつ売れば100万枚。日本単独で100万枚よりも可能性がある」
といったものがありました。

さすがに、WORKERSは10万枚とはいかず、数枚づつですが、日本全国、世界中探せば、私たちの好きなものを形に出来るぐらいの需要はあると信じています。

これからも、そんな同好の士に楽しんでもらえるような製品を企画出来るよう、楽しむ心を忘れず頑張ります。

ということで・・・早くこのStars & Stripes、着たいなぁ。